ConoHa AI Canvasに申し込んだものの「WebUIを起動したあと何をすればいい?」「プロンプトはどう書けばいいの?」と戸惑っていませんか。
この記事ではWebUI起動から最初の1枚を生成するまでの操作手順を解説したうえで、プロンプトの書き方・重要パラメータの意味・ジャンル別のコピペ用プロンプト実例集まで丁寧に解説します。ページをブックマークして、生成しながら参照してください。
- コントロールパネルからWebUIを起動して最初の画像を生成するまでの手順
- プロンプトの基本構造(品質・被写体・スタイル・ライティング・カメラ)
- ネガティブプロンプトの役割と定番フレーズ
- Steps・CFG Scale・Sampler・Seedなど重要パラメータの意味と推奨値
- ジャンル別コピペ用プロンプト5パターン(アニメ・リアル・風景・商品・ポートレート)
- LoRA・Checkpointモデルの切り替え方
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コントロールパネルにログインし「WebUI起動」をクリックする ConoHa AI Canvasのコントロールパネル(panel.conoha.io)にログイン後、「WebUI起動」ボタンをクリックします。GPUの割り当てが始まり、約1〜3分でWebUIが立ち上がります。⏱️ 起動ボタンを押した瞬間からWebUI利用料金(6.6円/分)のカウントが始まります。使い終わったら必ず「WebUI停止」を押しましょう。
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WebUIの種類を選ぶ:AUTOMATIC1111 か ComfyUI か 起動時にWebUIの種類を選択できます。初心者はAUTOMATIC1111(通称:A1111)を選ぶのが最適です。ComfyUIはノードベースの高度なワークフロー構築向けで、慣れてから挑戦してください。この記事ではAUTOMATIC1111を前提に解説します。
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「txt2img」タブを開き、プロンプト欄に呪文を入力する AUTOMATIC1111のトップ画面は「txt2img(テキストから画像生成)」タブになっています。上段の大きなテキストボックスがポジティブプロンプト(生成したい内容)、下段がネガティブプロンプト(排除したい内容)の入力欄です。💡 初めての方はポジティブプロンプトだけ入力してもOKです。まず簡単な英単語(例:
a cat sitting on a table)で試してみましょう。 -
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画像サイズと生成枚数を設定する 「Width(幅)」「Height(高さ)」で出力解像度を設定します。SDXLの標準は1024×1024です。「Batch count」で生成枚数を指定できます。最初は1枚で試すことをおすすめします。
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「Generate」ボタンをクリックして生成を開始する オレンジ色の「Generate」ボタンをクリックすると生成が始まります。SDXLで標準設定(20ステップ・1024×1024)の場合、H100 GPUでおよそ5〜15秒で1枚が完成します。生成された画像はその場に表示され、右クリックまたは保存ボタンでダウンロードできます。✅ 生成した画像の下に表示される「PNG Info」タブを開くと、その画像を生成したときのプロンプトとパラメータが確認できます。気に入った画像のパラメータを再利用するのに便利です。
| 要素 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| ① 品質タグ | 画像全体のクオリティを底上げするおまじない。先頭に置くほど効果が強い | masterpiece, best quality, ultra-detailed |
| ② 被写体 | 何を・誰を描くか。最も重要な要素。数・外見・表情・服装など具体的に | 1girl, smiling, red dress, holding flowers |
| ③ スタイル | 画風・アートスタイルを指定。Checkpointモデルとの相乗効果が高い | watercolor painting, anime style, photorealistic |
| ④ ライティング | 光の向き・質感・雰囲気を決定する。出来上がりの印象を大きく左右する | cinematic lighting, dramatic shadows, golden hour |
| ⑤ カメラ・構図 | アングル・ショットの種類・レンズ効果などを指定 | close-up, bird's eye view, 85mm lens, bokeh |
| 書き方 | 効果 | 例 |
|---|---|---|
(word) |
1.1倍の強調 | (blue eyes) |
((word)) |
1.21倍の強調 | ((long hair)) |
(word:1.5) |
1.5倍の強調(数値指定) | (smile:1.5) |
[word] |
0.91倍に弱める | [background] |
AIが画像を「ノイズから段階的に磨き上げる」回数です。多いほど精細になりますが生成時間も増加します。20〜30で十分な品質が得られます。50以上にしても大幅な改善は見込めません。
プロンプトにどれだけ忠実に従うかを決める数値です。高すぎると色が飽和したり崩れるため注意が必要です。7がデフォルトで最もバランスが良く、細部にこだわりたいときは8〜9に上げます。
画像を生成するアルゴリズムの種類です。「DPM++ 2M Karras」が品質・速度のバランスに優れて最もポピュラーです。アニメ系なら「Euler a」も人気があります。
乱数の初期値です。同じシード値・同じプロンプト・同じパラメータなら同じ画像が再現されます。−1はランダム(毎回異なる画像)。気に入った画像のシード値をメモしておくと同キャラ・同構図の画像を量産できます。
低解像度で生成した画像をアップスケールしながら再描画する機能です。有効にすると顔・手の細部が大幅に改善します。生成時間は2〜4倍になりますが、ポートレートや精細なイラストには特に効果的です。
一度に生成する枚数を指定します。「Batch count」は連続生成回数、「Batch size」は同時生成枚数(VRAM依存)です。試作時は4枚生成して気に入ったシードを探し、本番はそのシードで1枚精細に仕上げるワークフローが効率的です。
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CivitaiなどからCheckpointファイル(.safetensors / .ckpt)をダウンロードする Civitai(civitai.com)で使いたいモデルのページを開き、「Download」をクリックしてファイルをダウンロードします。ファイルサイズは2GB〜10GB超のものもあります。商用利用を予定している場合は「License」欄を必ず確認してください。
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ConoHa AI Canvasのファイルマネージャーを開く コントロールパネルの「ファイルマネージャー」からWebUIのフォルダ構造にアクセスできます。
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Checkpointを所定のフォルダにアップロードする アップロード先:
stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/にCheckpointファイルをアップロードします。💡 LoRAファイルのアップロード先はstable-diffusion-webui/models/Lora/です。 -
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AUTOMATIC1111の「Checkpoint」ドロップダウンから選択する WebUIのCheckpointセレクターを「🔄 更新」ボタンで再読み込みし、アップロードしたモデルを選択します。モデルの切り替えは数秒〜30秒程度かかります。
extra fingers, missing fingers, mutated hands, bad hands を加える。②Hires. fixを有効にして2倍程度でアップスケールする。③ADetailer拡張機能(AUTOMATIC1111に追加可能)を使って手・顔を自動修正する。
detailed face, symmetrical eyes をポジティブプロンプトに追加し、asymmetrical eyes, unbalanced face をネガティブに追加することで改善することがあります。
(red dress:1.3) で重みを上げる。③CFG Scaleを9〜11に上げてプロンプト忠実度を高める(ただし高すぎると画像が破綻しやすくなります)。
ultra-detailed, sharp focus, 8K)をポジティブプロンプトの先頭に追加する。②ネガティブプロンプトに blurry, out of focus, soft focus を追加する。③Steps数を20から30に増やす。④より高品質なCheckpointモデルに変更する。
models/Stable-diffusion/ であることを確認することも重要です。WebUIの再起動でも解決することがあります。
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日本語プロンプトは使えますか?Stable Diffusion XLは英語プロンプトで学習されているため、基本的に英語でのプロンプト入力が推奨されます。日本語でも動作しますが、英語と比べて意図通りの画像が生成されにくいことがあります。ChatGPTやDeepLを活用してプロンプトを英語に翻訳してから使うことをおすすめします。
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img2img(画像から画像生成)はどう使いますか?AUTOMATIC1111の「img2img」タブを選択し、元になる画像をドロップして通常通りプロンプトを入力します。重要なのは「Denoising strength(ノイズ除去強度)」の設定で、0に近いほど元画像に忠実、1に近いほど大きく変化します。スケッチをイラストに変換するなら0.6〜0.8、色やスタイルだけ変えるなら0.3〜0.5が目安です。
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生成した画像の著作権は誰のものですか?商用利用できますか?ConoHa AI Canvas自体のサービス規約では商用・非商用ともに利用可能とされています。ただし使用するCheckpointモデルのライセンスに依存するため、商用利用を予定している場合は各モデルのライセンス(Civitaiの「License」欄)を必ず確認してください。また日本の著作権法では現時点でAI生成画像への著作権帰属については議論が続いているため、最新の法的情報を確認することをおすすめします。
- WebUI起動 → txt2imgタブ → プロンプト入力 → Generateの4ステップで最初の1枚が生成できる
- プロンプトは「品質タグ・被写体・スタイル・ライティング・カメラ」の5要素で構成する
- 前に書いた要素ほど影響が強い。重要な指定は先頭に置く
- 強調構文 (word:1.3) で特定要素のウェイトを上げられる。多用は禁物
- 定番ネガティブプロンプトを登録しておくだけで品質が安定する
- Steps 20〜30 / CFG Scale 7〜9 / DPM++ 2M Karrasが初心者に最適なパラメータ設定
- Hires. fixを使うと顔・手の細部が大幅に改善する(生成時間は2〜4倍)
- LoRAはプロンプト内に <lora:ファイル名:0.8> と記述して適用。ウェイトは0.6〜0.9が基本

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